仕訳でつまずく最大の原因が「借方・貸方」です。ここでは左右のルールと、記録の見出しになる勘定科目を整理します。
借方と貸方って、なんか漢字が難しいし、どっちがどっちか覚えられないよ〜!
みんなつまずくところね。
まず覚えてほしいのは、借方が左、貸方が右。
意味は気にせず、位置だけ先に覚えるのがコツよ。
要は、左が借方で右が貸方、それだけ覚えればいいってこと?
そう!
覚え方は『かりかた』の『り』が左にはらう、『かしかた』の『し』が右にはらう、で位置を思い出せるわ。
補足すると、5要素にはホームポジションがあります。資産と費用は借方が定位置、負債・純資産・収益は貸方が定位置ですね。
うぅ〜ん…その定位置って、何に使うんですかぁ?
増えたときに書く側を教えてくれるの。
資産が増えたら借方、負債が増えたら貸方。
減ったときは逆側に書くのよ。
たとえば現金という勘定科目は資産だから、増えたら左、減ったら右。
この一貫したルールで全部処理できるの。
勘定科目とは、記録につける見出しの名前のことですね。
現金・売掛金・買掛金・借入金・資本金・売上・仕入などがあります。
たくさんありますねぇ…全部覚えないとダメですかぁ?
最初は主要なものだけで大丈夫。
現金・商品(仕入)・売上・買掛金・売掛金あたりを、それぞれどの要素かとセットで覚えるといいわ。
科目がどの要素かわかれば、増えたとき左右どっちかも自動で決まるんだね!
その通りです。
勘定科目の属する要素さえ分かれば、増減の記入場所は機械的に判断できます。
位置と定位置、この2つを押さえればいいんですねぇ。
確認クイズ
借方・貸方と勘定科目に関する説明として正しいものはどれか。
- 資産が増加したときは貸方(右)に記入する
- 負債・純資産・収益は、いずれも増加時に貸方(右)に記入する
- 借方は右側、貸方は左側を指す
- 勘定科目とは、借方と貸方の合計金額のことである
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正解: 2. 負債・純資産・収益は、いずれも増加時に貸方(右)に記入する
負債・純資産・収益は貸方が定位置で、増加時に貸方へ記入するのが正解。選択肢1は資産の増加が借方なので誤り。選択肢3は借方が左・貸方が右なので逆。選択肢4は勘定科目が記録の見出し名であり合計金額ではないため誤り。