商品以外のものを売り買いして代金が後払いになると、売掛金・買掛金ではない別の科目を使います。
備品を売ってお金が後日入るとき、これって売掛金じゃないの?
いい質問ね。
売掛金・買掛金は『商品』の掛け取引だけに使うのよ。
商品以外のもの、たとえば備品や土地を売って代金が未回収なら未収入金を使うの。
補足すると、商品以外を購入して代金が未払いなら未払金を使います。
売掛金・買掛金は商品売買限定、という点が区別の決め手ですね。
うぅ〜ん…商品かそれ以外かで科目を変えるんですねぇ。
そうなの。
たとえば文房具屋さんが商品のノートを掛けで売れば売掛金。
でも、使っていた古いパソコン(備品)を掛けで売ったら未収入金になるのよ。
なるほど!
商品はその会社が売り物にしてるモノってことか。
その通り。未収入金は『商品以外を売った代金を後で受け取る権利』だから資産。未払金は『商品以外を買った代金を後で払う義務』だから負債よ。
つまり、性質は売掛金・買掛金と同じ資産・負債ですが、対象が商品でない点だけが違うということですね。
代金を受け取ったり払ったりしたときはどうするんですかぁ?
回収したら未収入金を貸方で消して現金などを借方に。
支払ったら未払金を借方で消して現金などを貸方に書くの。
売掛金・買掛金の決済と同じ流れよ。
よっしゃ!
商品なら売掛・買掛、それ以外なら未収入金・未払金!
スッキリ!
覚え方はそれでばっちりね。
対象が商品かどうかを最初に確認する習慣をつけましょう。
確認クイズ
営業用に使っていた備品(帳簿価額どおり)を80,000円で売却し、代金は月末に受け取ることにした。借方に用いる勘定科目はどれか。
- 売掛金
- 未収入金
- 買掛金
- 未払金
こたえを見る
正解: 2. 未収入金
備品は商品ではないため、後日受け取る代金は未収入金で処理します。売掛金(1)は商品を掛け販売したときの科目。買掛金(3)・未払金(4)は代金を支払う側の負債の科目で、受け取る側には使いません。